やる気も人間関係も改善!オススメの【レクリエーション】をご紹介!

2022年6月6日   ブログ

働く人たちにどうやってやる気を出してもらうかは、経営者だけではなく、一緒に働く仲間にとっても切実な問題です。
しかも給料を高くすれば解決するわけでもありませんよね。
技能実習生にとっても、文化の差はあっても大きくは変わりません。
今回はやる気も人間関係も改善する「レクリエーション」についてご紹介します。

 

 

レクリエーションの必要性

社内イベントなどレクリエーションは「福利厚生」の1つです。
若手の従業員にとって「面倒くさい…」と思われがちですが、企業が行うレクリエーションは仕事の質を上げる効果があります。

レクリエーションを通して普段の業務では関わらない従業員同士の出会う場を作ることができるのです。
お互いの業務だけではなく性格や好みなど「人となり」を知ったり、新しい価値観を得られたりと、公私共に新しい可能性が生まれるチャンスとなりますよ♪

技能実習生にとっても日常業務での仲間だけではなく、新しい人間関係は刺激にもなります。
仕事で困ったときには相談できる相手が増えることもあるでしょう。

日常生活でも趣味や気が合う人との出会いがあり、休みの日に一緒に釣りにいく…なんてこともあるかも♪
もちろん日頃の不満などの「ガス抜き」としても有効ですよ。

企業としても技能実習生はもちろん、全体のやる気やコミュニケーションの改善となるメリットもあります。
レクリエーションによっては地域社会との交流を深めて企業PRもできるかもしれません。

 

 

オススメのレクリエーションとは?

レクリエーションを行うには技能実習生だけではなく、会社全体を巻き込むこともあります。
従業員全員が満足しつつ、技能実習生にとっても意味があることを意識するとよいでしょう。
ここでは、オススメのレクリエーションについてご紹介します!

 

社員旅行

技能実習生が日本での一番の思い出に挙げることが多いのが社員旅行です。
社員旅行は日本人でもなかなか行かない名所や旧跡が組み込まれていることがほとんどです。
郷土料理や名物などリアルな日本を体験することが出来る貴重な機会といえます。
技能実習生にとってはチケット手配などの手間が無く、連れて行ってもらえるというメリットがあります。

また、逆に技能実習生の母国を社員旅行先とする企業もあります。
ただの海外旅行になるだけではなく、従業員全体が技能実習生の文化風習を体験する機会となります。
技能実習生にとっても、里帰りとして家族に会う機会にもなりますよ。

社員旅行の費用は全部また一部を企業側が負担するのが一般的です。
技能実習生から旅費を徴収する場合には、早い段階で金額をしっかりと伝えて合意をとりましょう。
また、就業規則などにも記載しておく必要があるので注意してくださいね。

スポーツ大会

社員旅行に抵抗がある従業員も少なくありません。
プライベートを重視する人、家族の負担を避けるためなど理由はさまざまです。
そこで人気があるのがスポーツ大会です。
ボーリングやゴルフなど施設を利用するものもあれば、社員全員での鬼ごっこなど、日本人が子供のころから慣れ親しんだ遊びを取り入れる会社も。
社員旅行に比べ、費用を抑えられるメリットもあります。

バーベキュー

20代後半が多い技能実習生にとって、みんなで騒いで楽しめるイベントは人気があります。
河原やバーベキュー施設の利用や、近隣の迷惑がないようなら会社の敷地内でもよいでしょう。
桜や紅葉など季節に合わせて行うとより効果的ではないでしょうか。
お店での宴会とは違った開放感はコミュニケーションを促してくれるはずです。

お祭りなどの文化体験

企業経営の中で地域活動へ参加する機会も増えてきますよね。
代表的なものが「夏祭り」です。
屋台を開いたり、お神輿を担いだりする会社もあります。
技能実習生にとって「日本の祭り」というだけ文化体験となります。

実際に参加することで日本人従業員との関係を深めるだけでなく、地域住民との接点を育むチャンスにもなります。

地域のボランティア活動

地域によっては「外国人」にネガティブな感情をもつ住民も少なくありません。
ボランティア活動は地域との関わりを深めることで、技能実習生がより生活しやすい環境作りにもなります。
もちろん、レクリエーションとして技能実習生が楽しめる内容のものが一番です。
業務命令的ではなく、「もしよければ」と誘ってみましょう。

サークル活動

趣味を中心としたサークルがある企業は珍しくありませんよね。
フットサル、登山、手芸、勉強会などさまざまなサークルがあります。
趣味が合う仲間が多いのは、技能実習生によっても精神的な支えになるでしょう。
日本人もサークルは自主的な活動なので抵抗感は低いでしょう。

もしサークルが無いのであれば、技能実習生の受入れをきっかけとして始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

まとめ

技能実習生は、コミュニティが小さいほど不満を発散しにくい環境になりがちです。
レクリエーションは企業内・地域の繋がりを深め、技能実習生だけでなく、会社全体にプラスの効果が期待できます。
ただし強制的になりすぎるとトラブルの元になるので注意しましょう。

ふれんど協同組合では技能実習生・受入事業所とのトラブル対応や定着率向上のアドバイスも行っています。
もし技能実習生制度へのご相談や関心がありましたら、まずはお気軽にお電話またはメールフォームから問合せください!