みなさんは休みの日をどうやって過ごしていますか?
休みの日に何をするかは国民性がよく現れると言われています。
プライベートである休日の傾向を知ることで、相手との距離がグッと近づくこともあれば、嫌がられてしまうこともあります。
ここでは各国の母国での休日の過ごし方をご紹介していきます!
日本
現代の日本人が一番好きな過ごし方は「家でゴロゴロ寝て、テレビやインターネットをする」です。
キャンプや登山などアクティブな過ごし方も増えてきていますが、特徴的なのは一人を好む内向的な面が強い点です。
たとえばキャンプ、ランニング、散歩など1人で楽しめる趣味を好む傾向があります。
ショッピング、カラオケ、食事、映画も1人であることは珍しくありません。
家族で一泊や日帰り旅行や近所のスーパーで買物するのを好みますが、広い意味で内向的と言えるのかもしれません。
ベトナム
ベトナムでは「サークル・クラブ活動」という文化が盛んです。
とくに独身の人たちは近隣の学校や会館、ときには公園を利用して集まります。
活動内容は英語などの語学、ダンス、スポーツなど多種多様で、いくつも掛け持ちしている人もいるそうです。
ベトナムではオープンなサークルもあり誰でも気軽に参加できるものもあります。
日本国内でも同じ活動をするベトナム人同士で過ごしていることも多いでしょう。
中国
日本人と比べると中国人はお互いの心の距離が近いといわれています。
積極的にいろいろな人と出会い、一緒に行動をして遊ぶのが一般的でしょう。
公園、公民館、プールなど公共の施設を上手く活用してダンスや卓球、麻雀、太極拳、カラオケなどアクティブに活動するのを好む人が多いです。
日本人が好きなウィンドウショッピングはあまり好きではなく、サクサク手に入ればいいと思っている人が多いようです。
家族を大切にする中国人ではありますが、若い世代では日本人のように1人でも行動を好む割合も増えているようです。
フィリピン
家族と一緒に過ごす時間を大切にする人が多く、家で映画を見たり、美味しいもの食べたりすることが多いでしょう。
敬虔なキリスト教徒も多くて、毎週欠かさずに日曜日は教会に行くという人も少なくありません。
陽気で人懐っこいと言われるフィリピン人はお祭り好きでもあります。
休日は周りの人を集めてカラオケをしたり、飲んで騒いだりと元気さも特徴です。
インドネシア
休日だからと特別になにかをしようということはなく、家でテレビをみてのんびりすごす人が多いようです。
お金に余裕があるときは動物園やショッピングモール、ちょっとした旅行に出かけることもあります。
若い世代はSNSなどで友人とコミュニケーションを取って過ごすようです。
インドネシアの経済発展にともなって徐々に買物や旅行をレジャーとして楽しむスタイルも増えています。
タイ
おおらかで細かいことを気にせず、温和な正確な人が多いタイ人。
一方で感情の起伏がハッキリしていて、怒ったり泣いたりする姿を見ることもあるかもしれません。
タイ人はみんなで遊ぶことが好きで10人以上が集まってしまうこともあります。
ショッピングが好きでまとめ買いや、することもあります。
キリスト教徒が教会に行くように、お寺に行く文化が根づいてもいます。
宗教上、とても家族を大切にしているのでパーティーを開いて楽しく過ごすということもよくあります。
スリランカ
かつてはイギリスの植民地であり紅茶で有名なスリランカは人口の約2/3が仏教徒です。
日本と比べると道路をはじめインフラ整備が整っていない地域が多く、大人数で住んでいる世帯も少なくありません。
そんなスリランカ人の休日は家でダラダラ過ごす派が主流です。
開放的で大きい住宅が多く、家で紅茶を飲みながらゆっくり会話を楽しんだり、料理を食べたりして過ごします。
交通の便が悪いのもあってか、あまりアクティブに活動する人は少ないようです。
ブラジル
日系ブラジル人も多く日本と関係が深いブラジル。
気合を入れたときに日本人が観光地やテーマパークにいくなら、ブラジル人はビーチに行くのがお決まりのようです。
一方、普段は遠出するよりも家や近所のお店でビールを飲んで過ごします。
日曜日は日本と違ってあまりお店もやっていないので、キリスト教徒の多いブラジルでは教会に行ったあとに公園でピクニックすることもあります。
日曜日でもショッピングモールやファストフードは営業しているので、日本と同じくとても人気のあるスポットです。
まとめ
日本で生活する技能実習生の休日の過ごし方は人それぞれです。
母国の習慣や文化を守る人もいれば、日本をエンジョイしている技能実習生もいます。
企業担当者としては日本に馴染んで貰おうと休日に交流イベントをしたりするかもしれません。
しかし、度が過ぎれば技能実習生のストレスになってしまうでしょう。
ふれんど協同組合では国ごとに違う休日の過ごし方のような文化の違いからくる技能実習生と受入企業の溝を埋めてフォローする支援もしています。
もし技能実習生制度へのご相談や関心がありましたら、まずはお気軽にお電話またはメールフォームから問合せください!